2008年07月25日

奇妙な生物

会社帰り。人ごみ。雑踏。
ふと目がとまる、母親と娘。

「これあんたに似合うんちゃう、小さすぎる?」

僕は歩き続ける。駅へと走る女子高生。

「はよせなまにあわへんでー!」

さらに歩き続ける。男ふたり連れ。

「このまえのあれなー、正直どう思った?」

僕の横をすり抜けていく。駅員と乗客。

「この切符まちがえて買うてしもてんけど」

駅前で警備員がスピーカー。

「現在宝くじ販売中です!」

僕はだんだん不思議、いや不安になってくる。
言葉、言葉、言葉があふれかえる。

何この生物?

僕は思う。

何このヘンな生物?? 

言葉なるものをあやつり意思疎通を図る、いや、この生物の営みのほとんどは言葉がなければ成り立たない。

何だこのヘンな生物は?!

考え始めるとなんだかだんだん気色悪くなってくる。

しかし自分もそうやって言葉で考えているのだった。
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posted by にあごのすけ at 05:14| Comment(1) | TrackBack(0) | もの思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
にあごのすけさんは関西人なんですね。じゃあ無理に標準語に変換しなくても済むわ。
面白い事感じてるね。私も感じてるけどね。
どう考えたって変でしょう。人類には北京原人やクロマニヨン人やネアンデルタール人などが居た訳ですよ。
彼らは言葉を持っていなかったのでしょう。駆逐して世界を制覇したのは、言葉を使いコミュニケーションの取れる現ホモサピエンスです。
けど、まあ、私も含めて馬鹿過ぎませんか?
人生の目標だって不思議過ぎませんか?
何かのチャンピオンになるだとか、痩せて美しく見せる為にダイエットするだとか、偏差値の高い学校を目指すとか、何か色々生物として生きるだけ以外の事が殆どで。
結局何が目的?
日々こつこつと積み上げてきた事が、環境破壊、動植物の絶滅危惧種を増やし続ける結果に繋がっているんです。
偏差値は70だと自負する私の賢い知人が、「ニーチェは生きる事は義務だと言っている」と言った。
そうか、ニーチェは分厚い本を何冊も書いてそれが言いたかったのか。
私でも言えそうだと、聞いていて内心思った。
それから、四親等に迷惑を掛けない為に自死は駄目である。
自分の命がそんなに重大なものではない。関西で言えば、たいそうなものではない。
と、持論を説く訳だけれど、あんた確固とした考えを持ってないだろうと、面白く聴いていた。
前はこんな事を言っていた。
普通、人はなーんも考えてないんですよ。
偏差値70は楽しい!

Posted by at 2017年10月02日 17:28
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